2016年5月12日

 

 

本日は、『本革ソファーの表面擦れをリペア』しましたので、ご紹介します。ご依頼は、ネットで当店の施工の様子をごらんになってお問い合わせいただいた千葉県香取市のお客様からでした。

 

 

ではさっそく・・・

 

〈施工前〉　真四角の写真に納まりきらないのでナナメから撮りましたが、今回依頼された修理箇所は２人掛けソファーの手前側の肘掛部分や座面の皺が擦れた部分と、奥側座面の角部分の擦れが少々でした。　手前側背もたれと、奥側肘掛や背もたれは少々引っかき傷がありましたが、さほど目立つほどではなくご依頼されなかったので、部分補修というかたちで施工しました。

 

上の写真だと手前側の座面です。約２５年経過して皮が固くなり皺の表面塗装が擦れてしまった状態です

 

上の写真だと手前側の肘掛部分です。やはり座面と同様です

 

 

 

〈施工後〉　施工前にクリーニングしているため元の鮮やかな色になり、その元色に合わせて塗料を調色しているため写真の色合いが明るく見えますが、塗装していない背もたれ部分(こちらもクリーニングして明るくなってます)の色と同じ感じに見えることからお分かりいただけると思います

 

施工の仕方ですが、まず青い革ソファー全体をクリーニングして汚れを落とし本来の色に合わせて革専用塗料を調色して、皺の表面のひび割れた皮をサンディング・表面を整えて、スプレーガンで塗装しました。

 

※　表面が傷んでなくて汚れているだけなら、クリーニングするだけで背もたれ部分の革のように永年の汚れが落ちて見違えるように明るいハッキリした元色に近づきますよ～～～

 

パッと見新しくなった？？・・・ように見えますが、いや、いや～～さすがにリペアなので新品とまではいきません。でも、そこに皺の擦れがあったことを知らない人が見れば、きっと気付かないと思います

 

こちらも同様です。陽の光で肘掛も左側が少し明るく写ってますが、実際には同じ色になってますヨ～～～

 

 

施工後お客様に確認いただき、いや～～～～ずいぶん綺麗になりましたね～～～～！　と言っていただけました。喜んでいただけて何よりでした。今回はご注文いただき、ありがとうございました<m(__)m>。

この本革ソファー擦れの部分リペアには、だいたい６時間くらい掛かりました。

 

 

 

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